総務省発「脳内でのメラトニン(睡眠を促すホルモン)の合成への影響は認められないことを確認」

 ほほう電波と睡眠の関係性を検証とは画期的な――
 と思ったら、ラット実験モデルかよ!
 まあ、一応「携帯電話の電波はメラトニン合成系に影響しない」と検証されたのはいいんだろうけど……今のとこ人で同様のことが起こる、とも言い切れないんだな。「携帯電話の電波が脳に悪い」という不安を一つずつ検証していく作業の最初の1ステップであって。でももうちょっとヒトの場合についても調べて結果が出てから発表した方が良かったんじゃないかなあ。
 とりあえず、「電波>脳に悪」回路の説得力がちょっとだけおちたような気はするけど。これは世間的には効果的なことなんだろうかね?
 このあたりについては私は、学校で教わったり(優秀な学生ではなかったが;)興味があって調べたこともあるだけに、却って一般的な感覚というのがわからなかったりする。世の多くの人々は、何を根拠にどの程度不安を抱いたり安心したりしてるんだろうか。「ゲーム脳」とか、サプリメントとか、健康食とか。