矢野徹氏死去

 だそうです。
 読者というほど読んでいたわけでもないのだが、そのむかーし私がSF大会なるものに足を踏み入れた頃、壇上におられるお姿をお見かけしたことがあったのだった。こういう年の取り方もあるんだなあ、と、随分何かほっとしたような気持ちになったことであった。
 いずれ来ることと薄々分かっていた筈でも、なんとなしに気持ちは沈むことである。
 ただ魂の安からんことを願って、合掌。