タブラトゥーラ20周年コンサート

浜離宮朝日ホールにて。
タブラトゥーラにしては「どうしよう」と思うくらい大きなホールで開演前にちょっと不安になったけど(注:コンサートホールとしては大きな方ではない。松明堂とか石響に比べると、ということ)ほぼ満席の入り。(つのだ氏曰く「空席以外は満席となっております」)朝日新聞で紹介されたせいもあろうか。
ただ広いせいなのかそういう音響なのか(そういや演奏にマイクを使ってる様子がなかった)当初妙に高音ばかりが響いて軽い感じ。聞いてる内にそれもありか、という感じになってきましたけどね。腹から響かない感じはちょっと妙なもんですが。
今回のプログラムは新曲が多かった。旧曲でもなかなかアルバムに入らない「あたらしい自転車」とか。(ちゃんと「三角漕ぎ」のパフォーマンスもした)
江崎氏の曲はどんどんご無体の度を深めていくなあ。楽しいけど。(やっぱりどっかではじけなきゃ駄目なのね、このバンドは;)ええと、見に来られなかった方のために書くと、今回発表の氏の新曲は「スカジャン」。刺繍も派手派手しいあれのことです。あのおじさま達があんなパフォーマンスをしようとは……って、元々そう言う人達か。
しかし今回はもしかすると初めてのお客さんが多かったのか、終盤になるまでほとんど手拍子が出なかった。そーゆーコンサートじゃないんだってばー; まあアンコール曲(ってちゃんと予定通り)には手拍子が出るようになったからよしとする。
もしかして多くの人々は、波多野睦美氏が古謡を歌った中盤のようなのを期待して来たのだろうか。あれはあれで雰囲気があって良いものですが、私としてはタブラトゥーラのコンサートとなると、やはりどこかではじけてくれないと物足りない。
大変楽しうございました。まだまだ頑張って続けていただきたいものです。