ベルメールの人形写真集「ザ・ドール」を入手

 先日予約した復刊間近の写真集の前に、先に復刊されていたこっちの写真集を入手。今度出る奴と比べればずっとお求め安い価格設定ではあるが、この薄さ、この内容でこの値段となれば、やはり「ただなんとなく」で購入する代物ではなかろう。
 んで人形写真。以前「今日の人形芸術」展「球体関節人形展」で見たような写真も収録されているが、少女らしい骨格でも肉付きは軒並みむちむち。この肉感的な感じは、同じように淫靡なものを目指したとしても、現代日本の美少女イラストやフィギュアやそれこそ人形芸術には見られない暑苦しさというか生臭さというか。
 これはベルメールの味と思って良いのか、あるいは欧米人ならごく当たり前に見かける、血肉や風土が為せるわざであろうか。ううむ。