春の新番組

ご長寿ニュース番組「ニュースステーション」が終わって、この春から古舘伊知郎の進行による「報道ステーション」が始まるとのことで、第一回を見る。とはいえ、開始の時間からかぶりつき、というほどの熱意でもなく、なんとなく。
ニュースステーションもずっと見てたけど、別に久米宏が好きだったわけでもなくて。ニュースは下手なドラマより面白いと思ってるので、よっぽど興味を惹かれた番組がなければ、ほとんどニュース番組をつけている習慣なのだった。
で、「報道ステーション」。
悪くもないけど、ちょっと妙な力入りすぎじゃないかなあ。古舘伊知郎は嫌いでもなかったんだけど、なんかこの番組での古舘氏はあんまり「らしく」ない。ありきたりの「ニュースキャスター」を期待してたら古舘氏なんか呼ばないと思うけど。
スポーツコーナーの女子アナ(ごめん、名前見てなかった)も、ちょっと元気さ加減が辛く感じられる。私が変にセンシティブなのか、それともほんとに何かキンキンした感じなのかは分からないが。
まあ初回で全てが分かるとは思えないので、今後もぽつぽつ見るんだろう。でも始まる前から、予算に関わる思惑の違いがどうたら、とかいう話が聞こえてくるのはなんだかなあ。短期間で打ちきりになるならそれも仕方ないけど、少なくとも流す間は、見る側にもちゃんとした物を届けて欲しいもの。

しかし意外にセットは普通だったなー。もっと銀色に輝く金物で固めるのかと思った。 それは琺瑯ステーション
また番組も結局穏やかに和やかに終わってしまって、乱闘の一つもなし。集団で投石とか火炎瓶放るくらいするかと思ったのに。 それは暴動ステーション
スポンサーにあの便器メーカーが入ってないのも意外だ。 それはTOTOステーション
亀戸とか新木場とか辰巳とか、お台場の東半分にある駅の番組でもなかったのだ。 それは江東ステーション

……今ひとつ捻りが出ない……
ちっ、今日はこのへんで勘弁したるわっ。
他にもカマキリの生活蟷螂ステーションとか前後不覚の朦朧ステーションとか「バカの壁」の著者が送る養老ステーションとか考えていたことは内緒だ。でも養老ステーションってなんか老人ホームみたいだなあ。