セーヌ川で「日本の光のメッセージ」 日仏交流150周年記念(イザ!)

パリ中心部を流れるセーヌ川に突如、円山応挙の傑作「遊虎図」から抜け出してきた虎が登場し、セーヌの水を飲み始めた−。
(中略)
照明デザイナー石井幹子さんが総合プロデュースした「ラ・セーヌ日本の光のメッセージ」。日仏交流150周年記念行事の一つだ。

(映像はこちら
 いーなー、これ。いや、私が応挙の虎を好きなだけだけども。パリと言わず、都内一円のどっかでやってくれんかな。
 ちなみに原画の「遊虎図」は金刀比羅宮にある襖絵ですな。こちらにイメージデータがあるけど、セーヌ川の橋に書かれたこの絵は、原画から左手の仔虎を消してある様子。描きにくかったとか何か理由はあんだろうけど、ちょっと勿体ないことするなあ。むちむちしててかわいいのに。
 この企画担当者としてはあんまりむちむち部はアピールしたくなかったのかなあ。でもね、応挙はむちむちがツボだと思うの! 是非フランス人の皆様にも見て欲しかったの、そこを!(いや個人的に、だけどさ;)
#追記:あ、この金刀比羅宮の障壁画は今、展覧会のためにギメ美術館に貸し出してるのか! それはそれは剛毅なことを。