くんほう様が!!

地中から不気味な肉塊、不老不死伝説の生命体「太歳」発見か?―陝西省漢中市(レコードチャイナ)

湖北省出身の湯さんは友人とともに今年8月に漢中市の漢江のほとりを散歩中、水草の生い茂る岸辺に異様な物体が埋まっているのを発見。木の棒で掘り起こすと、それは直径30cmほどの肉球だった。色は乳白色で触った感じは肉そのもの。湯さんはこの物体を家に持ち帰り、客間のコンクリートの床に置いていた。翌日、物体は肉球から扇形の扁平な姿に変わっており、色も褐色に変化。表面には泡状の粘液がにじみ出ており、ナイフで切り裂いてみると、その傷口はすぐにふさがったという。
その後、湯さんはこの不思議な物体に毎日水をかけているが、そのたびに表面の色が変化するという。陝西省理工学院生物化学の専門家3人が22日、湯さんの自宅を訪問。この物体について調査したところ、体長62cm、幅57cm、重さ17.5kgであり、生命反応が確認された。

 過去にも時々ありましたなあ、特に中国で、この手の「未確認生命体」の発見。とりあえず今回は、専門家が来たときには「もう全部食べちゃった」てなことになってなくてよかったよかった。
 しかし「陝西省理工学院生物化学の専門家3人」の専攻が気になる。菌糸類の専門家には見せたのか〜、DNA鑑定しろ〜、持ち帰って培養はしてるのか〜! 等々、もどかしい気がすることしきり。
 いや、夢のないことを、と言うかもしらんが、菌糸類とか粘菌とかについてはまだまだ分かってないことの方が多いらしいし。培養可能なら食用とか薬用化合物や高分子素材の製造手段としてものすごい有望だったりもするのだ。なにしろ、条件さえ合えば巨大に育つことは分かってるし。(もっともこのサイズに育つまでに10年20年かかってるという可能性もあるけど)
 ――いや、実はこの肉塊が、人類の未だ知らざる知的生命体である可能性、だって、完全にないとは言い切れんのですが……

塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)

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