ミャンマーサイクロン被害と四川地震被害ニュースリンク

 既にどちらも発生後ちょっと時間が経ちはじめているけれども、自分のメモをかねてニュースリンクをはっとく。どちらもYahoo!ニュースリンクより。

 今月2〜3日にかけてミャンマー国内を通過したサイクロン「Nargis」によるミャンマー国内の被災・救援活動状況。被害は死者・行方不明者6〜10万人規模という情報もある一方で、軍当局はいまだに外国からの救援活動要員派遣を拒否。
 救援物資も義援金も、行ってくれる方がおられるなら救援用人員も、送ることにやぶさかではないんだけど、この頑なさを見ると下手なことはできないとも。
 おそらく外国人が入って自国民が影響されることや、国内状況や政府組織の実態を知られることを恐れてるんじゃないかと思うけども、ミャンマー程度の規模の国で死者十万人なんて被害を受けて、その後国家が普通に活動を続けられる状況なのかどうかは危ぶまれると思うんだけども。
 丁度11日が新憲法案の国民投票だった、というタイミングもあるんだろうけど、しかし軍事政権当局は、それでなんとか無理してでも乗り切れると思ってるんだろか。下手に抑え込むと却って怖いことになりそうだけど、そういうことは考えないのか。
 政府内部からも異論が出たり、回復困難な状況を見越して国外へ避難する人々が出たり、ということになったりはしてないか。
はてな義援金窓口:「ミャンマー・サイクロン災害救援金窓口」について

 中国で12日の午後2時30分(日本時間午後3時30分)ごろ発生。四川(Sichuan)省を震源とするマグニチュード7.8の大地震
 当初被災者数百人とか言われていたけども、丸一日近く経って、倒壊家屋50万家、死者1万人、被災者6万人以上とかいう規模になりつつある。
 それでもオリンピックはやるんかな。やるんだろな、国家の威信に懸けても。
 まあここまで準備してしまったからには中止などにするよりも、折角世界中からあつまったところでチャリティイベントにするとかいう手はあるかもしれないが。

 にしてもこうやって並べてみると。
 四川の状況も酷いんだけど、まだしも被災状況や救護・復旧活動についての情報が刻々と出てくるだけでも、ミャンマーよりはずいぶんとましじゃないか、という気がしてくる。(ほんとは比較の問題じゃないんだけどね。)
 一般市民からも「聖火リレーをやめて被災者救済にあてろ」とかいう声も出てるそうだし。この機会に、「国民それぞれの意識が一枚岩ではないこと」の健全さを認識してくれないか、とも期待する次第。
はてな義援金窓口:「中国大地震救援金の受付について」