米国ミネソタ州の橋崩落(yahoo!ニュースリンク)

 日中から次々現場の惨状が流れてくるのだった。
米ミネソタ州で橋崩落、車50台以上が川に転落…7人死亡(YOMIURI ONLINE)

ミネソタ州ミネアポリスで1日午後6時5分(日本時間2日午前8時5分)ごろ、ミシシッピ川にかかる高速道路の橋が崩落し、橋の上を走っていた50台以上の車が川に転落、7人が死亡、60人以上が負傷した。
 地元当局が救助活動を行っているが、死傷者はさらに増える可能性がある。米国土安全保障省は、テロとの関連はないとの見方を示した。ロイター通信などによると、崩落時は夕方のラッシュアワーで、近くの球場で1時間後に大リーグ「ミネソタ・ツインズ」の試合が予定されていたこともあり、橋の上は普段以上に乗用車やトラックなどで渋滞していた。
 橋は片側4車線計8車線(幅約30メートル)で、長さ約150メートルにわたって、約20メートル下の川に崩れ落ちた。崩落した橋の上を走っていたトラックなどが炎上。被害車両の中には、遠足から帰る5〜17歳の子供を乗せたスクールバス1台も含まれ、60人が救助され、うち十数人が病院に運ばれたという。
(中略)
 橋は1967年の建設。1日約20万台の通行量があった。高速道路は9か月前から路面を改修中で、AFP通信によると、橋上では片側1車線のみ通行させていた。事故当時、削岩機を使っていたと警察に話した目撃者もいた。
 地元交通当局によると、2006年5月の検査報告で橋げたに金属疲労による亀裂や湾曲部分が見つかっていたという。技術専門家は地元テレビ局の取材に対し、「(路面を支える)鋼鉄の問題だと思われる」と話している。

米ミネソタ橋崩落:グラフ:特集(YOMIURI ONLINE)
ミネソタ橋崩落:車両が川に転落 7人死亡60人以上負傷(MSN毎日インタラクティブ)

 崩落原因は明らかになっていないが、現場付近で橋の改修工事が行われていた。米国土安全保障省は「テロとは無関係」との見方を示している。ミネアポリスに居住する約1300人の日本人で事故に巻き込まれた人はいなかった模様だ。
 現地からの報道によると、崩落したのはミネアポリスと、隣接するセントポールを南北に結ぶ主要幹線の高速道路I35号線の橋。AP通信によると、片側4車線だが事故当時は片側1車線に規制され、帰宅ラッシュのために渋滞していた。事故に巻き込まれた車は50〜100台に上るとの情報もある。当時、8人の作業員が橋の上にいたが、1人が行方不明になっているという情報もある。
 CNNなどによると橋は長さ約150メートル、水面からの高さは約19メートル。1967年の建設から40年が経過しており、老朽化も指摘されていた。3年前の検査時には異常は発見されなかったが、昨年5月の検査で、橋げたに亀裂が見つかったとの情報もある。

 これがまた、時間が経つにつれて死傷者が増えているのだった。
 写真を見ると、周りは綺麗なところみたいなんだがなあ。ミネソタあたりだと地震って話も聞かないし、テロにしては爆煙らしいものも見えないようだし、やはり当局の発表通り、構造的な欠陥で落ちたとかいうことなんだろうか。
 しかしこういう道路とか建造物がそのまま普通に使われてるというのは怖い。米国にだってそれなりの建築物の安全基準てものはあるはずだが。
 ミネソタ州の当局者もだけど、いずれ国の関係機関も突き上げをくらうことになるんじゃないかね。それと、救出/復旧作業にはそれなりの人手と資材と予算を出せ、と。