大阪の犬ブルセラ病集団感染その後

 またたび獣医師団と保護団体アークエンジェルズが現場に入ったということで、重傷患畜にも追加治療を行う予定。
抗生物質の投与はこれまでもしていたけど、実はボランティアの人手も相当たりなかったらしく、充分投与が行き渡っていたかどうかは不明。
 一方wan lifeはこの2団体に対応を委任して撤退するとのこと。

 これで全ての犬が助かるとは勿論言えないわけだけど、少なくとも劣悪な環境をうやむやにして処分へ持ってくってことはなくなったようです。他の団体(アークエンジェルズ)が入るって事は、現場の状況が公開されるということでもあるし。
 救出がうまく行っても行かなくても、今回どんな状況の下で、何に基づいてどう判断したか、を残してくのも、実は相当大事なことじゃないかと思いますよ。実はブルセラ病も病原菌自体はわりとありふれてるそうだし、同じ事は今後どこでも起こりうる。どこかで対処法の判定基準をきちんとしないといけないことだろうし、何をどれだけ準備できればこれほどの混乱にならずに対応できるか、という指針になるだろうしね。