クマ迷惑

飼いグマに全身かまれる、青森で男性死亡…クマは薬殺(YOMIURI ONLINE)


14日午前7時35分ごろ、青森県弘前市神田の会社敷地に置かれたツキノワグマのおりで、飼い主の同県藤崎町藤崎村井、林業斎藤仙悦(せんえつ)さん(55)が血を流して倒れているのを通りがかった男性が見つけ、110番通報した。
 斎藤さんは頭や両ひじ、両足をかまれて失血死していた。
 弘前署の調べによると、クマは体長約1メートル30、体重約110キロのメス。同署は、斎藤さんがおりを掃除していて襲われたとみている。クマは事故後に県が薬殺した。
 ひ、ひでえっ。この男性の死に方が、じゃなくてクマの待遇が。
 檻に籠めて2〜3日に1回世話するだけでは、シーズンから考えてもかなりストレスたまってたんじゃあるまいか。けだものとはいえクマもかなり学習能力のある動物と聞くし。
 それにこれだけ大きな猛獣を飼うとあれば、世話をする際も本当は一人でするんじゃなくて、何かあった場合にすぐ助けが呼べるように準備をしてやらなきゃいけないところじゃないか。
 県も許可を出すからには、それなりに飼育環境を審査したとは思うのだが、実際に日頃どういう世話をしてたかまでチェックしないと、飼い主にもクマにも周辺住民にも不幸なことになるんじゃなかろうか。この状況では薬殺は仕方のない処分とは思うけど、こういうことが起こる前にできることはたくさんあったんじゃないかと思うね。