チェストと格闘

 チェストー! と雄叫びを上げて格闘した訳ではない。
 先週大規模家具店で買った家具が届いたんである。それぞれずっしり重く、結構な嵩と重量である。
 まあとりあえず置いとける場所くらいはあるし、ぼちぼち開いて組み立てればいいわねー、と思っていたはずだったのだが。ちょっと新しい木の匂いが気になって梱包を解いてみたら、なんだかうずうずして、ついチェストの組み立てをはじめてしまったのだった。いや重労働だし面倒だけども、ちょっと面白いんですよう、こういう組み立てキットって。
 しかし、本棚くらいならわりと組み立ててるんだけども、チェストというのは初めてだったのだった。
 で。安い理由が分かったわ、なんとなく。いや構造も結構しっかりしてるし、キットに沿って熟練者でもない購入者が組み立ててもなんとかがっしり組み上がるように色々工夫もこらされてるようなんで、安かろう悪かろうというわけじゃないのだけど。組み立てるこの労力が、組み上がって売られてる家具の料金には含まれてるんだなあ、と思うと。
 しかもチェストの場合、側面というか外側の部分をきっちり組んだ後、それぞれの引き出しを組み立てなくてはならないのだった。
 まあやってるうちにだいぶ勝手も分かって、だんだん手際も良くなって来たんだけども、引き出し2つを残したところで今日は上がりということにした。だって、流石に背中とかそっちこっち痛いんだもん〜;