線路変形:JR山手線全線ストップ 復旧は夕方か(MSN毎日インタラクティブ)

 出勤後にとんでもないことになったらしい。

 24日午前10時半ごろ、東京都新宿区大久保3のJR新大久保−高田馬場駅間を走行中だった湘南新宿ライン大船発宇都宮行きの普通電車(15両編成)の運転士から「通常の走行音と違う音を感知した」と、東京総合指令所に連絡があった。JR東日本が付近を点検したところ、線路の一部が変形しているのが見つかった。現場では、東京都が委託してJRが線路下を通る都道の拡幅工事が行われており、コンクリート打ち付け作業の何らかのトラブルで、線路にまで力が加わり盛り上がったとみられる。
 現場は、高田馬場駅から約600メートル南。点検では、線路4本が最大5セントほど盛り上がっているのが見つかった。JRは、山手線の内回り・外回り全線の運転を取りやめて線路の修復作業を急いでおり、午後4時ごろの復旧を目指している。同ラインは池袋駅新宿駅で、埼京線池袋駅で、折り返し運転をしている。

 夕方の帰宅ラッシュ時までに復旧するかいな。
 私は直接影響する路線じゃないんだけれども、復旧しないとなると普段こっちに乗ってる人々が振り替え路線として流れてくるから、ちょっと心配ではある。
 しかし厄介なことではあるけど、先日のゆりかもめといい、都心の路線は駅からちょっと歩けば、大抵は近くに代替の別経路があるからね。地下鉄とか私鉄とか、あんまり知られてない場合が多いけどバス路線も実は結構ある。ローカル線で不通になるほど深刻な事態ではないのだけど。
 ただ問題は、不通になってても振り替え輸送実施してても、そういうことを意外なほど乗客にアナウンスしないのだった。改札通ってホームに上がってから不通だって知らされるのはどうよ、と。
 慣れた通勤客でさえそうなんだから、偶々旅行とかで来ていた人なんかそれは動揺するだろうね。