はてなキーワード「ゲノム」から見て回ったら

 大半はちゃんと関心があって、かなり分かってて書いてる文章なんですけども。
 いやその。世間一般の学問とかテクノロジへの認識ってこうなんだったな、と。ちょっとくらくら。
 まあ、分からないことがあるのは仕方がない。分からないから問いかけることもある。
 だけども、ネットに開かれたブログは、相当分かってる人も見るんであって。あんまり迂闊に「全然なんのことだかわかんないんだけどー」という書き方をするのもどうかと思ったり。ちょっと参考書とかデータサイトとかで基礎だけでもさらって、調べたことを引用するとかリンクするとかしながらでもいいんじゃないかと思う。全く知識も関心もない人に向けてやさしく書いたのかもしれないけども、それにしては。
 つーか、今は高校で教えるんだろう!(あ、生物って選択科目?; 物理化学やってれば基礎部分さえ取らなくていいとか?) 「ゲノム」が出てくるような学問専攻の学生さんなら大学でも習うだろうし、その前提として基礎知識も持ってなきゃ拙いんじゃないかい?;
 いや、私もそんな出来のいい学生じゃなかったけどさ……私の周りの文系の人でももうちょっとましな知識は持ってるよな、と……(あ、SFとかミステリとかその筋のマニヤばっかりだからか?;)
 広い世の中には色々な人がいるものだ、とくらくらしたことであった。
 まあこういう認識も大事なことであろう。

「DNAってなんだい?」石岡和己(by 島田荘司)

 この台詞が書かれたのは確かかれこれ二十年くらい前だから、当時の三十代以上の方々はそうだったかなー、と思って読んだものだけども。考えてみれば、学校の教育課程に入ったからってそう簡単に世の中に行き渡るモノではないわなあ。