シンガポール武道家一族：空手家探し青森の雪山へ(MSN毎日インタラクティブ)

　青森県西目屋村の白神山地近くで４日夜、シンガポールから来日した中国系武道家一族ら１３人のうち男性３人が雪道に迷い、５日未明に県警弘前署に保護された。一行はシンガポールで道場を経営していた武道家の遺族らで「青森の山中で修行する空手の伝承者に会えとの遺言を受け、伝承者を探しているうちに道に迷った」と説明しているという。
（中略）
　事情を聴いたところ、亡くなった武道家はシンガポールで空手などを教えていた。しかし、２人の息子は武道に興味がなく、道場にあった「空手の秘伝書」も弟子の一人に盗まれてしまった。後継ぎ問題に苦慮した武道家は死の間際、「青森県の相馬村に極真空手の伝承者がいる。彼に会い、秘伝書を譲り受けてほしい」と遺言したという。

　ええっと。
　どこまで本気なんだ――？；；
　いや雪山に入って道に迷った３人はそれなりに本気だったと思しい（か、相当間抜けか能天気か）けども、亡くなった武道家の遺言の方が。
　だいたい「空手の秘伝書」って、現代の極真空手の師範格とかの人も持ってたり譲り受けたりする物？　どこのＢ級アクション映画ですかそれは、って感じですが。
　まあ、どこまで本当なのか、とりあえず青森まで来て調べようと思ったのかも知れないけど。何もまだ雪のある季節に、シンガポールなんて南洋から来ていきなり山に入らなくてもなあ。（それに春先の方が雪が緩んで危ないって事もあったんじゃなかったっけ？）せめて地元や極真空手の協会内で情報を集めてから、とか、他にも色々することはあったと思うんだけど。