ポーランドのSF作家、スタニスワム・レムさん死去、84歳 2006年 03月 28日 火曜日(ロイター)


 レムさんは1972年のアンドレイ・タルコフスキー監督映画「惑星ソラリス」、2002年にスティーブン・ソダーバーグ監督とジョージ・クルーニー主演でリメークされた同名映画の原作になった「ソラリスの陽のもとに」や「宇宙創世記ロボットの旅」で知られ、著作は世界40カ国以上で翻訳され、2700万部以上を売り上げたという。
 1989年の共産主義崩壊後はサイエンス・フィクションの執筆からは離れ、政治評論やネット社会の技術的・倫理的問題に焦点を当てたエッセイなどを発表していた。
 84歳だったのか。このお年となると、天に文句を言う筋合いではないのだろうが、それでもじわじわと物悲しいことである。先日手に入れた「ソラリス」もまだ読んでないのだけど、それでも気持ちの沈むことである。
(映画はむかーしタルコフスキーのを見た。首都高のガードやトンネルをロケに使ってたりしたんだよね確か)
 魂の安からんことを。
惑星ソラリス [DVD]

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