★コミックバトン★

 まわってきたので書いてみる。

★Q1☆本棚に入っている漫画単行本の冊数
 およそ500冊くらい。今の家に引っ越してから極力一つの本棚にまとめるようにしたので、概算だけどたぶんこんなもん。
 他の所に置いてあるのもあるけど、多分700冊以上ってことはないと思う。

★Q2☆今面白いマンガ

「クリスタル☆ドラゴン」あしべゆうほ
 私の幼少(ヲイ;)の頃から続いてる漫画だけども、近年になって時代背景とか人間以外の者達の力関係や事情というのがわかってきて、一層面白くなっているところ。
 だけどアリアンの容貌は段々に幼くなっているような気が;

★Q3☆最後に買ったマンガ
 ええと、通販でばっかり買うので、最近買ったのはなんだっけ新刊書はあんまり買った覚えがないなあ、と購入履歴を見てみたら、これでした。
「ノリ・メ・タンゲレ―私にふれるな」道原かつみ
 初読は確か、かれこれ二十数年前ですぜ。今でも入手できるかなあ、と思って探してみたら古本に出ていたので、購入したもの。
 ちなみに買って読み直して知ったのだが、書籍情報にはないけど原作は麻城ゆうなのだそうな。この頃から既にタッグを組んでいたのだった。

 マンガが主体じゃないけどマンガも載ってる本まで入れるなら、
「(有)アランジアロンゾ」アランジアロンゾ
 や、マンガも載ってるんだってば。イラストにコメントが入ってる一コママンガみたいのだけじゃなくって、「じつは、ぺロリねー むかしねー やせてたのよー」とかネコ達の「ひげぼうぼう にゃ」「さんぱつにいったほうがいいにゃ」「のばしてるにゃ」「にあわない にゃ」「かっこわるい にゃ」とかね。

 マンガの新刊書に限定するなら、「クリスタル☆ドラゴン」文庫11巻、らしい。新規開拓してないな、最近。

★Q4☆よく読む又は、特別な思い入れのある5つの漫画
「クリスタル☆ドラゴン」あしべゆうほ
 は、ほぼ上で書いたので省略。
 まあケルト伝承とかケルト文化等に興味関心を持ちった最初の入り口ではありました。ファンタシィの世界でも人間は苦労して衣食住確保しなきゃ駄目なのね、と気付く切っ掛けでもありましたな。

「パタリロ!」 魔夜峰央
 流石に新作を追い掛けなくなって久しいのだけど、幼少(?)の頃に散々読みふけったお陰で大分血肉に染み込んでいるところがあると思う。下らないダジャレは人生の糧だとか、隙あらば挙げ足は取れとか、人を喰ったようなやりとりとか。
 あ、濡れ場を淡々と楽しめるようになっちゃったのもこれのせいか。世の中には男色ちうものがあるというのを自然に受け止めるようになっちゃったのも。(いやまあ現実のゲイの方々はああいうんではなかろうとは薄々気が付いてましたけどさあ)

「エイリアン通り」成田美名子
 連載を追っていなかったのに偶々コミックスを手にしてからはまりこんだ作品。金のない子供だったので、書店の棚の前で三日ほど迷った。買い始めたらチェリッシュギャラリー(白泉社から出ていたイラスト集だ)のカードコレクションまで買った。ストーリーの面白さも去ることながら、絵の美しさはそれほど衝撃だったのだった。
 その後も成田美名子作品は追いかけているけれども、画面が完成されすぎて「エイリアン」の頃までは残っていた背景や欄外の遊びがなくなっていったのはなんか寂しい。

「アーシアン」高河ゆん
 何がどのように良いのか説明もできないうちからはまり込んだ「高河ゆん麻薬中毒」の走り。
 まあその後、高河ゆんならなんでも麻薬中毒というわけじゃないなあ、というくらい冷静にはなったんだけども。しかし絵のかわいらしさとかちょっとした台詞のインパクトとかに拠るのだろう、とは思うものの、それだけでは説明の出来ない衝撃でございました。人によっては全然合わない、ということもあるらしいですがな、あれは。

「最終戦争」山田ミネコ
 *リンクは2001年の文庫版。元本は1981年発行なのでISBNがないのだ。
 これが、最初だったのか、今はなき「リュウ」連載だった「笛吹伝説」に始まるパトロール・シリーズが最初だったか。
 ともあれこれが金のない子供が初めて買った四六版マンガ単行本だったのだった。地方都市で最大の書店(と当時は思っていた。南町まで足を伸ばすことを知らなかったのだ、模試の帰りに立ち寄るだけだったから)の棚で見かけて半年くらい迷って買った。多分入学祝いか何かで貰った小遣いを使ったのだと思う。普通の世の中の裏で人に似て非なる種族が人類の存亡に関わる陰謀を巡らして、という設定は今にしてみればそう珍しくないのだが、当時は衝撃だったのだった。その後サンコミックス「最終戦争伝説」は全部買った。
 と、その描かれ方によるところもかなりありますけどね。山田ミネコ作品は日常風景がのほほんと明るいのと、それでいてどーしようもない困難や別れに直面するあたりが魅力ではなかろうかと思うのですが。

 えーと他にも高橋葉介とか波津彬子とか長岡良子とかうぐいす姉妹の猫マンガとか、含み笑いで引っ掛かり続ける駒井悠とかなんだか繰り返し買っちゃうJETの横溝正史とか、「エマ」をはじめとする森薫メイドさんとか、色々あるのは確かなのだけど、まあ原初体験に近い辺りで骨身に染み付いているということでこのあたりで。

★Q5☆バトンを渡す5人の方々
 特に指定はしませんので、お好きにお持ち下さい。持ってったらご一報下さると嬉しい。