受難のロンドン
<ロンドン同時爆発>地下鉄、バスで 死傷者90人以上か
5駅とバスで同時に、となると手の込んだ計画的犯行ですな。サミットとオリンピック決定と、時期からいっても政治的なものか。単に人が集まってるからか。
仮にそれぞれの規模が小さかったとしても、同時多発テロ。とすると死傷者はまだ増えるだろう。今だって既に90人なんて伝えられてるわけだけど、現場は第一報の印象よりも更に酷いことになってるんじゃあるまいか。
丁度昨日「交渉人 真下正義」見てきたばっかりなんでつい思いだしてしまうけど、本気のテロなら爆発は3箇所程度では済まないって事か。現実は映画より陰惨。
追記:11時半の段階では死者が30人、または40数人との発表。病院で治療中なのが300人以上とか。
ただしまだ地下鉄に閉じ込められたままの人もいるらしいので、今後も死傷者数は増えて行くだろうね。警察が検問敷いたりしてるそうだし、まだ被害の全体像は把握しきれてないのでしょう。
まだ不明の部分はともかくとして、ロンドン市内は地下鉄・鉄道もバスも止まり,電話も繋がり難くなって都市機能が麻痺してるという。やっぱりこういう災害時(人災と言うか、テロだけど)に移動手段とか連絡手段とか把握できるようにしとく準備は必要だね。
ともあれロンドンの皆様には、慌てず腰据えて、復旧に努めて下さいますよう。
――ま、大丈夫だと思うけどね。大戦中爆弾で家をふっ飛ばされても瓦礫の中で「…ま 気分転換になるじゃないかね?」と言ったという人々だから。(データソース:速星七生著「ナナオの症候群」2巻収録「ナナオのなるほど・ザ・エッセイ」第一回「とある日の英国のゾンビ達」――「エビータ」見に行ったよ、フォークランド開戦の日に、ちうお話ね)
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