ルーディ・ラッカーな展開

 いずれ出るだろうなという気はしていたのだけど。
恋する感情があり、しかも性欲?まであるロボットが間もなく登場(AZOZ BLOG)
 人工知能搭載型の行き着くところはやはり自己繁殖であろう。
 ところでこういう自立型機械と共存する社会になった場合、その機械がやらかしたこと(素晴らしい業績であれ許し難い危害であれ)の評価/責任はどこに帰するようになるのかな。今現在だとその機械の作成者・所有者および管理者が受ける形になっているけど、「そのようになったこと」に全くヒトが関与しなくなった場合、新しいシステムが必要になるわけで。
 機械の体を持たなくとも、コンピュータシステムでは既に同じようなことが起こりはじめてるという気がするけどね。

参考:
「ソフトウェア」ルーディ・ラッカー著、黒丸尚訳 ハヤカワ文庫
「ウェットウェア」ルーディ・ラッカー著、黒丸尚訳 ハヤカワ文庫