マダムの尻を撫でていたら

掌に引っかかる感触が。
小さめの毛玉がいくつもできていたのだった。毛玉予備軍が。
まだ塊って程ではなくて、櫛で慎重に梳けば取れていくくらいなのだが、その過程で毛が引っ張られるので「んぎや!」とばかりに反撃されるのだった。(イタイ……;)
この毛玉発生の原因には心当たりがある。先日導入したラバー製のスリッカーだ。
猫本体に使うと、激しく抜け毛も出るのだが、スリッカーに残らずに周囲に毛綿埃として散るのだ。
あれだけ散っているということは、背中や脇腹から抜けて尻のあたりに留まった分も多かろう。
スリッカーだと当たりが柔らかいんで、猫も嫌がらなくて良かったんだけどなあ。やはり血みどろの抵抗を覚悟しながらも、根気よく梳き櫛で除去するしかないものか。むむ。