壁紙を貼ったのだ

連休のこの折に、まとめて作業を済ませてしまおうと思っていた。
あんまりにも猫どもの破壊活動が活発化していたので、爪のかかる下半分だけでもいつかはやらなければということになって久しかったのだった。集合住宅で多く使われている安い壁紙は、表面の適当な凹凸が猫の爪にはまことに誘惑なのだった。
裏に糊付きの壁紙貼りセットは買ってあった。とはいえ、本来「購入から一ヶ月以内に」使用するものだったらしく、既にしよう期限切れの代物となっていた。何が具合が悪いって、貼りつけてからカッターで端を裁ち落として整えようとすると、ふやけた裏地の毛羽が出たり毟れたりするのだった。
悪戦苦闘したが、結局出来上がったのは今日貼り替えようと思っていた壁の1/2くらい。残りは明日えいやっと済まさねば。