これはどーよ、その2

大阪の回転遊具事故、の直後だが、長崎では揺り籠型ブランコ事故との報。小4の女の子が、つり金具に指を挟まれ切断、だそうな。
箱形ブランコは、床板部分が屈み込んだ人にぶつかったり、そのまま巻き込んだりするケースが多く危険、とかねて指摘されている物だが、これはちょっと違うパターン。怪我をした女の子が気の毒ではあるが、「そらそんなところに指入れてたら潰れるわ」という気もする。
既に大阪の事件の影響で、各地の児童公園では、回転遊具撤去の動きがすすんでるそうな。回転ジャングルジムとか、ベンチ型「メリーゴーランド」とか。箱形ブランコにもそういうことが起こるんだろか。どうもそうなりそうな感じだけど。
そうしないと事故は防げないのかもしれないけど、ちょっとそれは、どうよ? ある公園では、回りすぎて危ないことが分かったので、回転部分を溶接し、しばらく「座るだけの遊具」として置いてたという。そんな物、楽しいか?
今回のブランコ事故でも同様の影響が出たら、そう遠からず公園には、動かない固定された遊具しか置かれなくなりそうな気が。
だからね。こどもたち。(って、こんなとこ読むとはあんまり思わないが)
くるくるまわったりぶんぶんゆれたりするたのしいのりもののまわりでは、ほんとにきをつけなきゃいけないよ。ぜったいけがをしちゃいけない。とくにかなぐのつなぎめやすきまには、うごいてるあいだはさわっちゃいけない。
そんなことをしたらきっとけがをするし。まただれかがけがをするたびに、こういうたのしいものはどんどんとりのぞかれて、そのうちどこにもなくなっちゃう。
きっともう、かいてんドアがきらきらぐるぐるまわっているところは、日本にはない。まわるジャングルジムも、はこがたブランコも、どんどんなくなっていく。もしかするとふつうのブランコも、なんねんかさきにはなくなっちゃうかもしれない。
なんかへんじゃないか?