「ねこタン」問題その後

 前回の紹介の後、建設的なはっきりした動きは何もないのだが、その後の動きについて。

ねこタン』で使用した画像の中に原著者の所在がわからない画像がございます。ねこタン編集部では個々に対応していきたいと思いますのでお手数ですが下記のアドレスまでご連絡ください。info@neko-tan.com

 但し、これまでも公式サイトの連絡先に問い合わせた元画像の撮影者氏が、掲示板やブログでそのことを表明しているけれども、編集部から何らかの連絡があったという話はない。または、良く知られた公開の画像掲示板やブログに掲載されている写真(明らかに「ねこタン」本誌発行よりずっと前に)も多数あるので、問い合わせようと思えば編集部側からこれまでだって問い合わせられたはず、だが?

 まあ実際には、既に売ってしまった分については回収も難しいだろうと思うけども。
 しかし、転用された方々の声を見るに、掲載料を払うがどうとかよりも、信義の問題として訴えている。単に謝罪表明して欲しい、というのもあるが、その他には、写真の扱いや勝手なキャプション(被写体猫の素性も写真と同時に情報が多く公開されてるのに、「ねこタン」では敢えて実像情報と食い違ったコメントをつけている、など)にも腹を立てているご様子。
 そういうことを考えると。今後間違っても初号が増刷されるなんてことになって欲しくないと思う。または、1号についてはとりあえず於くとしても、こんな杜撰な著作権管理体制の所に、今後も一般読者から寄せられる投稿写真を管理させていいのか、という懸念も。
#見直してみたけども、「ねこタン」のモバイルサイトでは、読者からの投稿写真の著作権の扱いについては何も書いてない。
 「原著者の所在がわからない画像」じゃなくって、それならせめてどうやって入手したか、あるいは公開のネット上から拾ったというなら、引用元はどこだったか、を示すべきだと思うけどね。
 まだ何だか、あくまで楽をしてクレームをぶっちぎろうとしてる気がして引っかかるのだった。