臨床心理学の第一人者、元文化庁長官の河合隼雄さんが死去(YOMIURI ONLINE)

 臨床心理学の第一人者として心の問題に取り組む一方、教育や宗教など幅広い分野で業績を残した元文化庁長官で京大名誉教授の河合隼雄(かわい・はやお)さんが19日、奈良県天理市内の病院で死去した。79歳だった。
 河合元長官は奈良市内の自宅で脳こうそくの発作を起こし、昨年8月に緊急入院して手術を受けていた。
 兵庫県出身。京大大学院と米カリフォルニア大で心理学を学んだ後、スイス・チューリヒユング研究所で心理療法家の資格を得て1965年に帰国、ユングの心理学を日本に初めて紹介したほか、箱庭療法を実践、普及させた。

 どこかで見たお名前、と思ったら、「猫だましい」の方であった。

猫だましい (新潮文庫)

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 肩書きで言うとまず「元文化庁長官」ということになってしまうんだろうけど、なかなかにお茶目な方であったようですな。そう思うと途端に、惜しい方が亡くなられた、と思ってしまうのが猫狂いのどうしようもなさでございます。
 魂の安らかならんことを。
#でもご存命のうちに「猫セラピー」も広めてほしかったですなあ。それとも試みたけど思ったほどに広まらなかったのかしら;