スタジオジブリが「ゲド戦記」製作を発表

 かねてからル・グィン女史に交渉していたという話はあったのだが、いよいよやるそうだ、劇場アニメ版「ゲド戦記」。監督は宮崎駿氏のご子息宮崎吾朗氏、とのこと。

 まあ、随分拘りがあって製作に漕ぎ着けたということだから、そんなに変なものにはならないと思うのだけども――
 せめて、以前米国で作られたという実写ドラマよりはましなものになってくれることを祈る。(この実写版には、ル・グィン女史がかなり抑制した苦言を呈していたのだ)
 なんにせよ、これを機に読み直してみるかね。日本語版は訳文も美しいのだった。十代半ばに読んだのに、冒頭の「エアの創造」なんかいまだに頭に残ってますよ。