最近入手した本、読了本

 とりあえずメモ。読んでおきたいけどいつ読めるかなあというものばっかり多くてなんだかだぜ;

子供たちは森に消えた (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

子供たちは森に消えた (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 アンドレイ・チカチーロに関するノンフィクション。

 錬金術を追っかけるならユルスナールには触れておくべきであろう。種村あたりも錬金術関連書籍で紹介していたはず。この本はタイトルからして金属変性法の第一段階のことだし。

この胸いっぱいの愛を (小学館文庫)

この胸いっぱいの愛を (小学館文庫)

 映画は原作本とはまるで違う話なんだよな、と思っていたら、原作者本人がノヴェライズという形になったのだった。ああなるほどこれなら納得。これはこれで一つのカジシン作品というものでありましょう。
 しかし「泣かせ」SFの名手という呼び声ばかりが高くなるのもちょっとなあ。やはりここで一つ、また救いようのないハチャハチャSFを読ませて欲しいものだけど。あるいはこれの復刊とか。

 それと、読了本メモ。

どーなつ (ハヤカワ文庫 JA Jコレクション)

どーなつ (ハヤカワ文庫 JA Jコレクション)

 いつもの北野勇作SFだといえばそれまでだが、それはそれで良いのだと思う。夢の種類を数えるようなもので、それぞれ違っていくらでも挙げられるけど、全部同じ類型の内と言うこともできる。
 今回はデパートの屋上で吹き飛ばされた関西でアメフラシで熊で脳味噌であたま山でやっぱり火星で、結局穴の話なのだった。

エミール・ガレ―人と作品 (中公文庫)

エミール・ガレ―人と作品 (中公文庫)

 読了したのはしばらく前だけども。購入したのは更に数年前のことだったのだった。
 しかしちょっとAmazonでみたら、ガレの関連書籍って随分増えてますな。当人の死亡直後は頽廃芸術みたいな扱いだったのに、最近の日本じゃ益々人気出てるのね。