すべて英語!中田ボルトン入団会見(スポニチ)

 イタリア語が話せるようになったとは聞いてたが、英語もかっ。


 10日に英国に到着し、就労ビザの取得、メディカルチェックなどをクリアして16日に正式契約を締結。心の中はボルトン一色で「I'm quite ready to try to play in England after 7 years in Italy which is very tough like England(イングランドと同様にタフなイタリアで7年間やってきた。だから準備はできている)」と自信を見せた。

(中略)

ただ出席した日本メディアからの質問も英語に限られ、記者会見では日本人同士が英語でやりとり。「今後も日本語は使わないのか」との質問に「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」と応じ、将来も英語だけを通す意向を示した。

 関係代名詞なんか使ってるよ。予め用意してたスピーチ原稿にしても、これは「バリバリ話すしあんたらの言うこともわかってんだからね」というアピールか。
 ボルトンでサッカー選手として成功するかどうかはともかく、また何ぞ経験値を積み重ねそうな局面ではあるなあ、この英国生活は。
 実は私はずっと、中田はサッカー選手を引退した後が怖い、と思っている。こんな人間がもし政治家にでもなったら、恐ろしく頭は切れるわカリスマ性はあるわで、とんでもない専制君主になるんではないか、と。あんまりにもできすぎてて他人がついてこないんじゃ、と考えたこともあるんだが、欧州のサッカー選手達と試合後ににこにこしながら話してる映像なんてのもあるので、こんな人間が人懐こさを兼ね備えてるとしたら、もう崩しようがないじゃん、などとね。
 まあ、余計な心配ではあろうけれども。中田が才能に溢れてるからって、この先権力者になるとも暴君になるともまだ何も決まった事じゃないんで。
 しかし――もしこの先サッカーをやらなくなった時、彼は一体何になるんだろうね?