殺生をすること

 期待していたルッコラだが、油虫が去っても次なる宿敵が。
 ルッコラってアブラナ科だったのねー。夜盗虫が出ましたぜ。(虫耐性のない方々のために敢えて写真は出しませんが、リンク先には画像がありますんで注意)どうも葉脈ばっかり目立ってみすぼらしくなってると思ったらよ。
 とりあえず個体が識別できる大きさになってたんで(ええもうのうのうと。折角茂ったルッコラを緑色の糞に変えてくれおってからに)摘み上げて流罪遠島申しつける。食性が偏った彼等にとってこれは死を意味すると思しいが、もしかすると数時間かけて戻ってくるかもしれん。でもさすがにきっちり潰すとこまではできなかったのだった。(かえっていたぶる結果に、とも思わないではないが)
 ついでに、オレンジだかグレープフルーツだかついてたアゲハの幼虫(まだ孵化したばかりの小さい黒いやつ)も、同様に流罪申しつける。黄緑色のビロード様に育つアゲハは割と好きな方なんだけども、いかんせん今のうちの柑橘類には彼等を養うだけの葉数がない。去年の夏のダメージからようやく復調しつつあるところなのだ、折角出た新芽を囓り尽くされたらもう立ち直れまい。
 そういうわけで、なんだか生臭い週末だった。まあガーデニングなるものも、ほのぼのときれいなことばかりではないやね。