bk1の週刊ランキングで

 しばらく前から佐藤哲也著「サラミス」が5位に入ってる。
 面白いのは認めるんだけども、それがSFのランキングなんだよね。
 早川書房から出てるし、佐藤氏の作品は近年いくつかSFマガジンに掲載されてるけど……「サラミス」が?

サラミス

サラミス

 まあどんな形であれ、この本の知名度が上がるのは嬉しいことだけど、SFを期待して読まれたらちょっとなあ。
 それとも、こういう語り口の遊びなども、最大限に広義に捉えれば「SF」の範疇に入るのだろうか???