阿闍梨に思う

 夕食を取りつつニュース23など見ていたら、筑紫哲也氏がどこだかの偉い阿闍梨様にインタビューをしていた。
 そこで有り難いお言葉に感心するでも心洗われるでもなく私が考えていたのは、こんなこと。
「『阿闍梨の如く徳あれば』ってのはどうかな……
 でも今時は元ネタを知ってる人のが少ないかな……
 いやだいたい元ネタそのままから来てるんじゃなくって、これって私が何年か前に思いついた『蛇蝎のごとく毒あれば』ってのからきてるんじゃないよ」
 ものすごくどーでもいい思いつきなのだが、今後「阿闍梨」という言葉を聞く度に、私が連鎖的に元ネタを脳内召還してしまうことだけは請け合えるのだった。

(後で更に「赤身の如く骨あれば」とか「鰻の如く滑あれば」なんてのも思い付いたけど、今一)